2018/11 妙義山
妙義山に登って参りました!
赤城山、榛名山、妙義山は上毛三山と呼ばれています。
妙義山は去年の11月にも挑戦しましたが天候が悪く断念し、石門巡りをしました。
それはそれで楽しかったのですが、やはり登りたいということで今回リベンジです。
上毛三山はどの山も一度で登らせて貰えずで、最後に残ったのが妙義山です。
我々の中では上毛三山のラスボス的な感じです(笑)
今回は天候に恵まれ無事に登ることができました!
今回のコースタイムはこちらです!
白雲山登山口(08:45)・・・大の字(09:20)・・・奥の院(10:00)・・・見晴(10:20)・・・大のぞき(11:00)・・・
天狗岩(11:30)・・・タルワキ沢のコル(11:50)・・・相馬岳(12:10)・・・休憩(50分)・・・
タルワキ沢のコル(13:20)・・・タルワキ沢出合い(14:00)・・・本読みの僧(14:20)・・・東屋(14:40)・・・
金鶏橋(15:10)・・・道の駅みょうぎ(15:40)
今回は予想外のこと(というか私の調べ不足でした)がありました。
計画ではタルワキ沢出合いから第二見晴方面へ進んで妙義神社に戻る予定だったのですが、
第二見晴付近は落石の影響で通行禁止になっています。
確か去年の11月の時点でも通行止めとなっていたのでけっこう長期に渡って通れないみたいです。
そのため大きく迂回して妙義神社へ戻ることになりました。
これから登られる方はご注意を!
8時半過ぎに駐車場に到着。
妙義山神社の参道にある東雲館さんの駐車場に車を停めます。
100円という素晴らしい価格設定!
去年はこちらの宿にお世話になりましたが今年は予約が取れず…
食事もおいしくアットホームな雰囲気でとても素敵な宿でした。
妙義神社の境内に進んで行きます。
枝垂桜の枝の向こうに小さく大の字が見えます!
春には綺麗に桜が咲くそうです。
境内に入ってから階段の連続です!
登り始めたばかりなので、というかまだ登山道にすら入っていませんがまぁまぁしんどいです(笑)
登り切って右へ進むと白雲山登山道入り口があります。
登山届を出すところもありますが備え付けで置いてあったシャーペンにはまさかの芯が入っていませんでした(笑)
登山道の略図もあります。
この地図には第二見晴付近が通行止めになっているという記載はありませんでした。
林の中を歩いて行きます。
大の字アピールが盛んに行われています(笑)
結構長めの鎖場。
15mが2本です。
山と高原地図には、困難ならここから戻ると記載されています。
ただそこまで苦労することもなく通過しました。
鎖場を超えると大の字に到着。
大の字をスルーすることもできますが、せっかくなので大の字を見に行くことに。
大の字に上がるための鎖場がけっこうハードでした!
上がってみると妙義神社からも見えた大の字!
意外と大きいです!
でもなんで妙義山に大の字なんだろう…と思ったので調べてみたところ、
妙義神社に祀られている妙義大明神の省略だそうで江戸時代に作られたそうです。
妙義神社にお参りできない村人や松井田宿に来た旅人などが手を合わせていたみたいです。
※所説あるそうなので本当のことはわかりません(笑)
因みにこの大の字付近は標高800mくらいだそうです。
当たり前だけど大は裏から見ても大(笑)
眺めもかなり良く景色を堪能して出発!
奥の院を目指します。
奥の院に到着しました。
昔ここで修業した僧がいるみたいです。
鎖場の脇にあるちょっとした洞窟に入ると妙義大明神が祀られていました。
ここの鎖場では滑落事故が多発しているそうです。
我々は今回ヘルメットを持ってきました。
去年妙義山で使うために買ったのですが、去年は石門巡りだったため初登場です!
奥の院を通過すると再び鎖場。
妙義山は本当に鎖場の連続です。
八海山の経験が活きている気がします!
紅葉が綺麗でした。
そういえば我々は今年の秋は紅葉をたくさん見ています。
月山(山形)、苗場山(新潟)、妙義山(群馬)と紅葉とともに南下しながら登っています!
因みにこの後は御岳山(東京都)、養老渓谷(千葉県)更に紅葉を追いかける予定です(笑)
ビビリ岩。
ここもほぼ垂直な鎖の3連続です。
ビビリ岩の次は背ビレ岩です。
ここは左側が完全に切れ落ちていてかなりスリリングでした!
あまり写真を撮る余裕がないくらいでしたがその分景色もよく気持ちよかったです!
背ビレ岩を超えると大のぞきです。
相馬岳へはこの大のぞきから10mの鎖2本と30m1本を使って一旦降ります。
今まで登ってきたのにまた降りるというのは気分的になんだか嫌です(笑)
この鎖は今まで経験した中で一番長かったです。
手がかなり疲れてしまいました。
相馬岳まであと一息!
ここからは特に難所もなく普通の登山道といった感じです。
ただ、今まで相馬岳と表示してくれていた看板が金洞山に変わりました!
金洞山ってどこだろう…
道を間違えてしまったのかと心配になりましたが金洞山方面で正解です。
惑わされました(笑)
いよいよ相馬岳の直下です。
こんな看板があったので二人ともワクワクしていましたが今までの道のほうがよっぽどハードだったため若干拍子抜けしました(笑)
注意の看板から20分弱で相馬岳の山頂に到着です!
上毛三山をやっつけるまでかなり長かったですがその分達成感があります!
時間的にかなり余裕があったため1時間程のんびりしました。
(タルワキ沢から第二見晴らしに抜けられないため、のんびりしたことをこのあと若干後悔します)
山頂はそれほど広くありませんが、人もそこまで多くなかったためスペースには困りませんでした。
天気もよくて本当に気持ちいいです!
お腹も満たして下山開始です!
とりあえず元来た道を戻って途中の分岐をタルワキ沢方面へ進みます。
写真を見返して思ったのですがタルワキ沢という看板が意図的にスプレーで消されています。
通行止めだらかでしょうか?
その時は全くなんとも思いませんでした(笑)
大き目の岩がゴロゴロしている道を軽い鎖とロープを使いながら降りて行きます。
50分程歩いてようやくタルワキ沢出合いに到着です。
そしてここでようやく第二見晴らしに抜けられないということに気付きます…
完全な調べ不足でした…
仕方がないので急遽中間道を東屋方面へ進みます。
そんなにハードな道ではないのですが疲れもあって地味にきついです。
本読みの像。
東屋から少し先に進み金鶏橋方面へ進みます。
看板(?)があまり目立たないので注意が必要です。
標高が下がってきたためか再び紅葉が出てきました!
足元の落ち葉もカラフルで綺麗です。
紫っぽいのとかもありました!
30分程歩き金鶏橋まで到着しました。
登山道はこれで終わりで、あとは車道をみちの駅妙義方面へ。
思わぬアクシデントがありましたが無事に下山できてよかったです!
下山後は道の駅みょうぎでお土産を購入し、妙義神社で御朱印を頂きました!
今まで貰った御朱印の中でナンバーワンかっこよかったです!
下山後のお風呂はみょうぎふれあいプラザ(もみじの湯)へ~
お風呂はかなり混んでいて洗い場が渋滞していました(笑)
男湯の洗い場で並ぶなんてある意味貴重な体験だったのかも(笑)
ついに上毛三山を3つ全て登ることができて満足です!
妙義神社の辺りは桜も綺麗だそうで是非その季節にも来てみたいです。