2018/9 八ヶ岳
9月2座目は八ヶ岳に登ってまいりました!
今回は赤岳山頂直下にある天望荘で1泊し、翌日に赤岳、横岳、硫黄岳の順で登りました。
この日は憧れの雲海も見ることができ、景色も素晴らしく本当に素敵な登山になりました。
コースタイムはこちらです。
【1日目】
美濃戸(13:10)・・・堰堤広場(13:50)・・・赤岳鉱泉(14:45)・・・行者小屋(15:25)[休憩 15分]・・・赤岳天望荘(16:40)
【2日目】
赤岳天望荘(06:40)・・・赤岳(07:20)・・・赤岳天望荘(07:55)・・・横岳(09:00)・・・大ダルミ(09:50)・・・硫黄岳(10:20)[休憩 20分]・・・赤岩ノ頭(11:00)・・・赤岳鉱泉(12:00)・・・堰堤広場(13:15)・・・美濃戸(13:55)
行きの高速が混んでいたこと、美濃戸直前の道が予想以上に細く車のすれ違いが困難だったこともあり、当初の予定より大幅に遅れてしまい美濃戸山荘駐車場に到着したのは13時でした。
料金は2日で2千円です。
登りは相当ハードだと噂の地蔵尾根を使うため17時に小屋につけるかがとても微妙でしたが、だめそうな時は引き返すことにしてとりあえず出発することに!
美濃戸山荘からスタートです。
歩き始めてすぐに南沢ルートと北沢ルートで別れます。
どちらも行者小屋に続くルートで、我々は北沢ルートを進みました。
序盤は遊歩道的な道を歩いて行きます。
この辺りまでは車も来れるみたいです。
川沿いを歩いて行きます。
歩き始めてから1時間半程で赤岳鉱泉に到着です!
たくさんの方がいらっしゃってかなり賑わっていました。
当初の予定ではここでランチを…!!!
かなり悔やまれますが時間の都合上諦めました(笑)
カレーが6種類もあるみたいです。
いつか必ずリベンジを…!!!
そして手ぬぐいがめっちゃかわいかったです!
槿さんは手ぬぐいを収集しているので漏れなく購入していました!
今更ですが私も買っておけばよかったと若干後悔しています(笑)
未練はありますが赤岳鉱泉を後にし行者小屋を目指して出発します。
赤岳鉱泉を過ぎるとちらちらと山容が確認できます。
この辺りの道もけっこう整備されていて歩きやすかったです。
そして足元を見るとなんとマムートのロゴが!
どこと提携しているのでしょうか、この金属の部分全てにマムートのロゴがありました。
とても高級な登山道です(笑)
所々視界が開けて来ました。
行者小屋に到着。
これから地蔵尾根を登るので10分程休憩しました。
夜が食べられなくなると困るので軽めにおにぎりなどを食べて出発!
しょっぱなからえげつない角度の階段が現れました。
ほぼ四つん這いで登っていきます(笑)
この辺りになると視界がかなり開けているので景色で気分を紛らわせながら登って行きます。
左手には明日登る横岳。
風がかなり強いためガスが流れて来てしまっていますが右手には赤岳と今日のゴールである天望荘が見えます。
傾斜がきついためか高度がどんどん上がっていきます。
心配していた地蔵尾根も予定よりかなり早く、行者小屋を出てから1時間程で無事クリアー!
ゴールにはお地蔵さんがいました。
地蔵尾根を登り切れば天望荘はすぐそこ!
荒々しい岩場を歩いて行きます。
歩き初めてから3時間半で無事に天望荘に到着しました!
もう日も落ちかけていて風もかなり強かったためけっこう寒かったです。
登る前は天望荘に到着できるか不安でしたが無事にたどり着けて本当によかったです!
受付はこんな感じ。
宿泊料金の所にいい感じに光が反射してしまって一部が見えません(笑)
因みにコーヒーが飲み放題でした!
天望荘は2棟に分かれた作りをしていて中で何回か道を間違えました(笑)
個室の前の廊下はこんな感じ。
部屋は押入れみたいな雰囲気でした。
でもけっこう広くて思ったよりも寒くない!
むしろ夜寝る時は暑いくらいでした!
そして窓から外がよく見えるのが最高です!
窓の外を見ると今まで見た中では一番の雲海が!
雲海に浮かぶ富士山も見れて本当によかったです。
夜ご飯はバイキングでした!
写真を撮るのを忘れてしまいましたが…
ご飯の後は五右衛門風呂!
男女では時間帯ごとに分かれています。
槿さんが入った時は誰もいなかったそうで奇跡的に写真を撮ることに成功!
こんな大きい釜をどうやって山頂まで運んできたのでしょうか…!
夜は21時に完全消灯です。
真っ暗になるのでトイレに行く際はヘッドランプ必須です。
21時になった瞬間、全ての電気が消えました。
翌朝は5時に起床!
雲が少し出てしまっていてご来光の瞬間は見えませんでしたが、朝日で黄金色に染まった雲と青い空が本当に綺麗でした。
朝ご飯をいただき、6時40分頃出発!
まずは赤岳を目指します!
赤岳への道はけっこうな岩場でヘルメットをしている方も結構いらっしゃいました。
この時間でも雲海が出ていました。
上にも下にも雲があります(笑)
40分程で赤岳に到着しました!
岩場や景色を楽しみながらだったので体感では20分くらいに感じました。
山頂には祠も。
赤獄とは赤岳のことでしょうか。
山頂はけっこう混んでいたためさっさと下山します。
一度天望荘まで戻って横岳を目指します。
もう見た感じ岩がギザギザしていますが見たまんまで結構険しい感じでした。
個人的には赤岳よりも横岳の方がアクティブな登りだなと思いました。
ほぼ垂直の鎖と梯子。
横岳はヘルメットがあってもいいかもしれません。
さっきまでいた赤岳と富士山。
こう見るとけっこう来たな~って実感します。
天望荘から横岳までは1時間ちょいでした。
本日2座目の横岳ゲットです!
これから向かう硫黄岳。
今回の登山は行く道来た道がはっきり見えるので非常に歩き甲斐があります!
こう見ると硫黄岳も結構遠いです!
また垂直な梯子…!
と思ったらこちらは冬季専用だったみたいです(笑)
降りてから気が付きました(笑)
硫黄岳山荘まで広くて平和な大ダルミを下っていきます。
硫黄岳山荘に到着~!
ここで少し休憩することにしました!
中はお洒落!
トイレも山とは思えないくらい綺麗で硫黄岳山荘はいつか泊まってみたい山小屋の一つになりました!
硫黄岳山荘は大ダルミの真ん中にあるためここからは大ダルミを登っていくことになります。
相変わらずなだらかで歩きやすいです。
ケルンがたくさん立っています。
まったり登って、気付けば山頂に到着していました!
硫黄岳の山頂はかなり広く、大勢の方が休まれていました。
先月登った天狗岳も見えます。
今日歩いて来たコースも一望できます。
硫黄岳山荘で少し休憩したばかりですが、ここでも少しのんびりして再度出発!
あとはもう美濃戸山荘を目指して下るだけです!
振り返るとさっきまで歩いていた大ダルミが見えます。
こう見ると人工的に削って作った様に感じるくらいまっすぐな道です。
標高が下がってきたからか木が増えてきました。
今日は朝から高い所にいたのでなんだか木がある道が新鮮です(笑)
赤岳鉱泉まで約1時間半の道のりでした。
ずっと樹林帯の中だったのかすごく長く感じてけっこう足にきました。
赤岳鉱泉では最近の定番になっているコーラを購入!
個人的にはペプシという所がポイント高かったです(笑)
今回は珍しく下山にちょこちょこ休憩してまったりモードです。
再び樹林帯の中を歩き始めます。
若干グロテスクなマツボックリが咲いて(?)いました。
川も出てきました。
マイナスイオンがたくさん出てます。
水が透き通っていて綺麗でした。
飛び込みたい衝動を抑えつつ先に進みます(笑)
堰堤広場を過ぎると遊歩道の様な道になるのですがここからが本当に長かった!
二人とも、もう堰堤広場を過ぎたらすぐ美濃戸だとばかり思っていたので正直この長さはかなり苦痛でした(笑)
ただ、コースタイムを確認すると40分程なのでそこまで長くは…という感じですが歩いている時はこの道が永遠に続くのではないかと思うほどでした(笑)
そしてようやく美濃戸山荘に到着~!
本当に長い道のりでした!
今回は小屋泊だったのでテン泊程の荷物ではありませんでしたが、ザックを降ろした時に二人ともふらふらしました(笑)
今回は念願だった雲海も見ることができ、久しぶりに天気にも恵まれ、山自体もとても美しく、本当に充実した登山になりました!
八ヶ岳は先月の天狗岳に引き続き2度目ですが、まだまだ登っていない山やコースがたくさんあるので是非また登りたいと思います!